南インドカレー専門店で楽しむ手食体験!ベジミールスの魅力【松本市 ナマステ】

カレー

こんにちは!
今回ご紹介するのは南インドカレー専門店「ナマステ」さん。こちらは「ベジミールスのみ」というこだわりを持つお店。訪れる人々に南インド料理を楽しんでもらいたいという店主さんの心遣いが随所に感じられる場所です。

丁寧な説明で安心スタート

席につくと、店主さんが「うちはミールス一種類しかなく、お子様には辛いかもしれません」と丁寧に説明してくださいました。このような細やかな配慮が、初めて訪れる方にも安心感を与えてくれます。

そもそもミールスとは?

ミールスは、南インドの定番料理で、日本でいう定食のようなものです。
一つのお盆(バナナの葉や金属トレイなど)に、カレーやサンバル、ラッサム(酸味の効いたスープ)、野菜の炒め物、ピクルス、ライス、そしてヨーグルトなど、さまざまなおかずが盛り付けられています。
一つ一つが個性的な味わいを持ちながらも、すべてが調和し、絶妙なバランスを楽しめるのがミールスの魅力です。

南インド流の「手食」体験

インドでは、ごはんは手で食べるのが一般的。
こちらのお店では、南インド流の「手食」を体験することができます。
店主さんが食べ方を教えてくれる上に、フィンガーボールも用意してくれるので気軽に挑戦できます。
手で食べると、料理の感触や温かさを直接感じることができ、その美味しさが倍増!
最初は上手く口に入れられないけれど、コツを掴むと上手に食べれるようになります。
ポイントは親指!
手で食べてみたい方はぜひ、店主さんに声をかけてみてくださいね。

ミールスの食べ方

ミールスの食べ方がテーブルの上に置いてあります。

運ばれてきたお料理と見比べてみると…
ちょっとどれがどれだか分からなかったです💦
モール(塩ヨーグルト)、ラッサム(スープ)だけはかろうじてわかりました。

パパド(おせんべいのようなパリパリのもの)をめくると、ワダ(豆をつかったドーナツのような形の揚げもの)と、ウールガイ(漬物)が隠れていました。
パパドの下は何もないと思っていたので、見つけた時ちょっと嬉しかったです。

まず最初はそれぞれの味を楽しむ。単体で食べても、ものすごくおいしい。
これを混ぜてしまうのはなんだか勿体ない気がしてしまいますが、
本場南インドと同じようにまぜまぜしてみます。

最初は2種類をまぜまぜ。
うん、大丈夫。おいしい。
次は3種類、4種類と食べ進めていくと
あれっ?
思いの他、うまく混ざり合って誰一人主張しすぎてない。ヨーグルトなんてかけたらヨーグルト味になっちゃうじゃん。とあまり気乗りしなかったものでさえもうまく混ざり合っている。
食べるのに、混ぜるのに夢中になりすぎて写真とれなかったけど、最後は全部まぜ。

全てのおかずを混ぜ合わせて食べると、驚くほど美味しさが引き立ちます。
最初は異なる風味が混ざり合い、新しい味覚の世界が広がりました。

南インド料理は奥深い!

ミールスのお味は?辛さは?

ナマステさんのミールスは、深い味わいが楽しめる一皿。
野菜の旨味が効いた「優しい味」に「絶妙なスパイス使い」
その調和が見事で、「エッジの効きすぎない良い塩梅のスパイス感」という言葉がぴったりです。
どの料理にも個性がありつつ混ぜても全体のバランスを崩さないのが不思議です。

個人的にこの味は大好きで、「おいしい!」と心の中で何度も叫んでしまうほど。
南インドの伝統と工夫を感じられる一皿に、舌も心も踊らされました。

辛みは辛さに弱い私でも美味しいと思えるほどよい辛さ。
今日のミールスで一番辛かったのはウールガイ(漬物)
小学生の娘には辛かったようです。パパドとインディカ米、豆のお料理はパクパク食べていました。

食後のジンジャーチャイが絶品!

食事の締めくくりには、チャイをぜひ。
私が訪れた日はジンジャーチャイが提供されていて、スパイスの香りと程よい甘みが心まで癒してくれました。
途中まで飲んだら味変にと、シナモンパウダーも一緒に出てきました♪

アクセスしやすいロケーション

ナマステさんは、町の文化センター内にあり、文化センターには図書館も併設されていますので、食事の前後に立ち寄る楽しみが増える訪れやすさが嬉しいポイント。

店舗情報

手食というユニークな体験と、心温まるサービスが魅力の南インドカレー店。
長野県の新しい味わいをぜひ楽しんでみてください!

  • 店舗名: ナマステ
  • 所在地: 長野県松本市波田10106−1 文化センター内
  • 定休日:月・火
  • ランチ:11:30〜14:30(売り切れまで)
  • メニュー: ベジミールスのみ提供

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