最高の贅沢を楽しみました　高級オーベルジュ【ヒラマツホテルズ＆リゾート熱海】

この冬、なんと贅沢に”ヒラマツ熱海”さんに一泊してきました！

過去「ヒラマツ仙石原」「ヒラマツ賢島」にも宿泊したことがあり、それはそれは、素敵なお宿でしたのでまだ行ったことのない熱海へもいつかは行きたいと今回大奮発しました。

最初に言っておきます。

宿泊料金、我が家の家計には釣り合わないくらいお高いです。

ですが、お料理、お部屋、温泉、お宿の雰囲気、サービス、スタッフの方々の接客、おもてなし、すべてにおいてその価格に見合った、いやいや、お値段以上だと感じ、心の底から「行って良かった」と大満足できるお宿なんですよ。

ヒラマツホテル＆リゾートとは
ヒラマツ熱海チェックイン
お部屋
1. 冷蔵庫の中
2. お風呂
夕食
1. 子どもの食事
ターンダウン
朝食
1. 子どもの朝食
チェックアウト
まとめ

ヒラマツホテル＆リゾートとは

1978年、西麻布に小さなフランス料理店「ひらまつ亭」として誕生した株式会社ひらまつ。その後、広尾に移転し「レストランひらまつ」として再スタート。現在は全国に３０店舗。名画やアンティークの調度品が彩る店内で、厳選された食材とワイン、そして洗練されたサービスを提供しています。

そのひらまつが運営するホテルが「THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS」
美しい自然環境に囲まれた全国７か所に贅沢な滞在を提供しています。
母体がレストランですから各施設では、地元の新鮮な食材を使用した料理が提供され、フランス料理を中心にしたダイニングが楽しめます。

ヒラマツ熱海チェックイン

15：00　エントランスへ向かって車を走らせると、すでにスタッフの方がいらして、荷物を降ろし車はバレーサービスでおまかせ。

靴を脱いでフワフワのスリッパに履き替えて館内を歩いてゆきます。

案内された先には窓一面に絶景の海の景色が！

テーブルに座りウェルカムドリンクをいただきます。アルコールが飲めない私たちにはノンアルコールカクテルを作ってくださいました。
娘は熱海でとれたミカンジュース。そしてウェルカムスイーツのプリンも。カクテルも、プリンもめちゃくちゃ美味しい。

お部屋

ヒラマツ熱海は全13室、すべてのお部屋に温泉風呂付です。ヒラマツといったらこの部屋の中にあるお風呂が印象的。仙石原、賢島にも同じお風呂のお部屋がありますが、金額的にちょっと高いので今まではこのタイプのお部屋に泊まるのは諦めてました。

なので今回初！このタイプのお部屋に泊まれるのめっちゃ楽しみでした。

冷蔵庫の中

ヒラマツさんで嬉しいのが冷蔵庫の中のドリンクに「アランミリア」があるんです。
アランミリアとはフランス産のプレミアムジュースブランドで、世界のラグジュアリーホテルや高級レストランで提供されており、濃厚で必要以上の甘さがないので飲みやすいんです。

今回はパイナップルとソーヴィニヨンブランがおいてありました。
私たちはこのソーヴィニヨンブランが大好き。なんでかというと、お酒が飲めないのにワインを飲んでいる気分になれるから（笑）
ノンアルコールワインを飲んだことある人なら分かってもらえると思うんだけど、ノンアルコールってただのぶどうジュースじゃん？
アランミリアはなんかひと味違うんです。

その他に、ビンに入った緑茶、地ビール、瓶ビール、ノンアルコールビール、コーラ、炭酸水、ジンジャーシロップがありました。
ミネラルウォーターは６本もあります。ネスプレッソも。

この飲み物、全部無料！なんです。しかも夕食時のターンダウンサービスのとき、飲んだ分は補充してくれるんですよ。

お風呂

お部屋と一体になったお風呂。もう最高です。窓をあければ心地よい風が入ってきて露天風呂のよう。
家族３人で入っても充分な大きさの湯舟。
タオルは何枚あるの？ってくらい置いてあるので、濡れて冷たいタオルで体を拭くなんてことはありません。ガウンもあるので、汗が引くまでガウンを羽織り、ソファーに腰掛けワイン（アランミリアジュース）を飲む。な～んて映画のワンシーンのようなことをやってみました（笑）
下の写真は、朝陽を浴びながら優雅にコーヒータイムっていうのをやってるところ。
いや～楽しかった♡

好きな時に好きなだけお風呂に入れて幸せ～

朝は海からのぼる太陽を見ながら入浴

夕食

ろうそくの炎がゆらめく静かなダイニングでおまちかねのディナータイム。

私はお肉が苦手。娘はキノコ、ハム、ウィンナー、エビフライ、牛乳が苦手と予約時に伝えましたら、チェックイン時に再度確認してくださり、除外したお料理を提供してくださいました。

まず最初は
熱海の商店街で食べ歩きをしている気分になれるフィンガーフード
・温泉まんじゅう―中身は牛肉の赤ワイン煮込みが入ってます。うれしいことに娘の分まで用意してくれました。
・コロッケ　―　熱海らしくアジの干物とじゃがいもで作ったブランダードというペーストを（本場フランスではアジではなくタラをつかってるんだって）バジルのパン粉をつけたコロッケ。
・イカメンチ　－　熱海の郷土料理イカメンチを白身魚のムース、アオリイカ、イカ墨で作り、仕上げに目の前でトリュフソースを注入！

お次は最中？
修善寺の方にイノシシ最中で有名な和菓子屋さんの最中の皮を使ったお料理。
天城軍鶏のねっとり感と最中のパリパリ、アクセントのピスタチオの触感が面白かったです。
隣にあるのは軍鶏のスープと鶏団子

3種のフレンチお寿司
・サバをレモンとビネガーでマリネしたもの。中はお米のムース。目の前で熱々の炭でサバの表面を炙ってくれるパフォーマンス。香ばしいかおりが部屋中に広がりました。
・本まぐろ。中はパンのチップ、チーズ、マグロとナッツのタルタル。
・クヌギ鱒。中はローストしたビーツとカリフラワーのピューレ。これは私用に魚料理に変更してくれたもの。写真無いのですが、主人の方は岡村牛の自家製ベーコンでした。

いよいよメインです
炭で香ばしく焼いた伊勢海老を伊勢海老の出汁たっぷりのビスクソースで。ゆり根と縮ホウレンソウ
伊勢海老の美味しさはもちろん、ゆり根がホックリ甘くておいしかったです。

メイン本日の鮮魚
ヒラメと白子をワインで甘く煮たもの。周りはブルーベリーパウダー
お魚は皮がパリパリ身はふっくら。ソースは強すぎるわけではなくお魚の味をしっかり引き立ててくれて、お魚ってこんなに美味しいんだとしみじみ思ってしまう美味しさでした。
ブルーベリーパウダーがほんのりと香りよいアクセント

追加オーダーした〆のラーメン
フランス料理店でラーメンって！と驚きました。
伊勢海老のラーメンなんて食べる機会ないだろうから二人分注文。
いや～最高でした。
普通のラーメンとは違い、まず、油っぽくない。
そしてスープは海老の出汁そのもの。
出汁で食べるラーメンでした。
最初は自分の中のラーメンの味と違うので「あれ？」って思いましたが
食べ進めていくうちに出汁が美味しすぎて(*^-^*)
スープ完飲。麺も美味しかったです。
フランス料理ならではのラーメンでした！
フレンチの枠にとらわれないお料理を作ってて面白いです

お口直しの小さなデザートはイチゴ
見た目イチゴですが、シャーベットです。本物のイチゴにしか見えないですよね⁉
お皿の縁にパラパラ舞い散らせてあるのは何だろう？と聞いてみたら４種類のスパイスだそう。この香りがイチゴのシャーベットをより引き立てていました。

八朔とホワイトチョコ、メレンゲのデザート
かんきつとホワイトチョコの組み合わせって合うんですね。
とってもさっぱり軽い口当たりでお腹いっぱいでもペロリと食べられました。

どうですか？素敵なお料理の数々。フランス料理ってこんなにも美味しいものなんだと毎回感じさせてくれるヒラマツさん。

そして驚いたことに、料理長さんが最終仕上げのパフォーマンスや、お料理の説明をしにきてくれたんです!!
それだけでも感動なんですが、私が質問したことに対して料理長さんも、ウェイターさんも嫌な顔ひとつせず本当に詳しく説明をしてくれますし、世間話などコミュニケーションをはかってくれて楽しい食事時間を過ごすことができました。

子どもの食事

こども（小学生用）の食事です
・かぼちゃスープ
・お子様プレート
・デザート
・デザートプレート（たぶんサービス？で出してくれた感じ）

どれも美味しそう♡大人でも食べたくなる見た目。
娘、美味しいときは一言もしゃべらず黙々と食べ続ける。
黙々…黙々…完食です。よっぽど美味しかったんだろうなぁ私も食べたかった。

デザートは食べ切れなくて、「部屋に持っていっても大丈夫ですか？」と聞いたら箱に入れてくれました。

ターンダウン

夕食中にお部屋を整えてくれる「ターンダウン」サービスがあります。

就寝の際には不要となるベッドスローを外し、シーツ・枕カバー等を整えたり、ハンドタオル・バスタオル等、飲み物を補充してくれます。

娘は旅行の際、必ず大好きなぬいぐるみをたくさん連れて行き、一緒に寝ます。
夕食時ぬいぐるみたちはベッドの上に置いておいたのが、帰ってくるとなんと、
きれいに並べてお布団をかけて寝かせてくれてありました♡

娘は、ぬいぐるみを大事に扱ってくれていたことに大喜び！
スタッフさんの優しい心遣いがうれしいですね。

朝食

今日もいい天気。柔らかな日差しが差し込む明るいダイニングで朝食です。
・みかんジュース
・トマトジュース
・エッグベネディクト
・おかゆ
・グラノーラ入りヨーグルト
・メロン

お肉苦手な私に合わせて作っていただいた感じで、
エッグベネディクトにはベーコンなどがよく使われますが、今回は鱒が添えられていました。
はじめての組み合わせ♪
朝から洋食でお魚がたべられるのはうれしいです。
おかゆに添えられているお野菜の下にも鱒が入っていました。
お野菜と鱒をおかゆにのせていただきます。